アテネでは、受験準備の授業には、5大予備校の問題集と3大受験出版社の教材を毎年リサーチしながら、生徒一人一人にセレクト&ミックスをしています。
(5大予備校;SKTYZ…駿台・河合・東進・代ゼミ・Z会)
(3大受験出版社;旺文社・数研出版・山川出版社…他にも数社注目しています)
中でも、旧センター用、現共テ用の予想問題集は、各校得意技があり、生徒の方にも相性の良し悪しがあるので、複数から…というよりほぼ全校から選びます。
(以前は「理系のS、文系のK、出会いの~」と囁かれていました。当たっている部分もあれば、そうとも言い切れない部分も…ご存じの方もあるのでは?)
毎年見続けていると、各校の方針推移?もなんとなく感じ取れます。特に、共通テスト初回の時や、今回のように様々な変更がある年だと、各校の姿勢や勢い?の差を感じざるを得ません。昨年夏、発売されるとすぐに書店に行ってペラペラめくりました。「アレ~っ??新しい出題形式に対応してないじゃん!」と思ってがっかり…もあり、とりわけ「情報I」に関しては、1校しか対応していませんでした(涙)
アテネには大手予備校と併用している生徒もいて、話を聞くのですが「他の子は予備校の授業で使う教材だけ使ってるみたい…」とのこと。信頼しているから…とも言えるでしょうけれど「1校の教材にしか触れない」というデメリットには気づかない…盲点アリです。「教科によっては他の予備校の方が良い教材を出してるよ…」とか「○○校の教材も使っておく方が万全だけど…」と思います。
なぜか、ある教科で特定の予備校の模試でだけ、極端に点が取れない…というのも、本当にあるのです。「私、○○校に入ってたら、きっと心折れてた…」と真顔で言っていた生徒もいます。(幸い、心折れずに現役で国公立大に合格しました)
また「この教科なら、この出版社が一押し!」というのは、安定の老舗出版社に関して特に大きな信頼感がありますし、新課程になってもそれは揺らがない!どの参考書・問題集・辞書を使うか…は確実に結果を左右します。
1つだけ残念なことは、記述問題やコツコツ系を支える参考書・問題集に多いのですが、改訂されて中身がスカスカになってしまう…とてもお役立ちで良心的な書籍が何故か廃刊?になって店頭から消える…があることです。
もちろん、私は大切に保管して、有難く使っています!
ジュンク堂三宮店の4階学参コーナーでウロウロと怪しい人がいたら、私かも!?
神戸市灘区(六甲と六甲道の間)で、小学4年~高校3年の女子対象に個別指導を41年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子