夏休み、充実して過ごせた方は、二学期始めの課題テストで、手応えを感じていることと思います。良かったですね!

けれども、ダメダメな結果を手にして「やっぱりか…トホホ」と思っている方、「えっ!なんで?こんなはずじゃなかったのに」と驚いている方、テストを見ながら「済んだことだから仕方ないさ」と思ってはもっとダメです。 
前を向く前に、先ずは後ろを振り返って、一人反省会をしましょう。

①夏休みの課題が終わらなかった、出来なかった…という人

  • 夏休み前に、勉強できる日数を把握して計画をたてましたか?
  • 課題全部を一覧表にして、出来たかどうかチェックしていましたか?
↑これをしていない人は、はっきり言って論外!
2学期からの処方箋
定期テスト前に、範囲の把握と2週間前からの勉強計画をたてて、実行に移す練習をしましょう。短い時間をうまく使えるようになれば、長い時間も対応できるようになります。また、どうすれば頑張れるのか、自分を観察すべき。

②夏休みの課題はだいたい仕上げたけど、相変らず苦手なところが…という人

  • 課題はその都度、答合せとやり直しまで取り組みましたか?
  • 忘れている箇所や自力で出来ない箇所は、質問に行ったり調べたりしましたか?
穴あき状態を放置したままでは、成果は上がりません。
2学期からの処方箋
必要な参考書が足りない、もしくはあるのに使っていないのでは? 教科書や問題集だけではなく、頼りに出来る分かり易いツールをゲットすべき。 さらに、1回目答を写したところ、調べたところは、繰り返し復習する習慣をつけて!

夏休みの課題は早々に仕上げて余裕だったのに!意外に結果が???…という人

  • 最後の一週間で、もう一度全体を通して確認する時間を取りましたか?
  • 調べて書き写すだけの作業になっていませんでしたか?
こういう「???」がある人は、一見きれいに仕上げて満足してしまったのかも…。
2学期からの処方箋
分かったつもり…は危険です。自分が本当に理解しているのか、出来ているのか…確認が必要。目標に対しての時間の流れも、もう一度見直すべき。また、テスト中のミスチェックはこまめに素早く!全部済ませてからでは、見つけられません。


神戸市灘区(六甲と六甲道の間)で、小学4年~高校3年の女子対象に個別指導を37年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子