プチ断捨離

 早い学校はもう期末試験2週間前になっていますね。遅い学校は12月の2週目からだったりするようですが…いずれにせよ、学年の評定を決定するキーは二学期の評定にあります。そして、正直なところ、中間より期末に比重がある…言い換えれば、年間で一番気合を入れるべき定期考査ということが出来ます。
 科目数も多いことですし、計画的に進めないと、全てに中途半端なことになりがち…。
計画の立て方や、各教科の要領…はもちろん大切ですが、意外に盲点になっているのは、その前の自分の部屋やコーナーの整理整頓!
 部屋がゴチャゴチャで、どこに何があるか分からない…直前になって、問題集の答えが行方不明…などに心当りのある人には、絶対におススメです。
 実は、私は整理整頓が得意ではありません。今もラビリンスの住人です。(←開き直り)だからこそ、絶対に誰にでも出来る方法をご紹介できるのです。
 

*超初心者向け(超苦手、余裕のない人に)

用意するもの…段ボール(コープさんでもらえる。ミカン箱ぐらいのサイズが使い易い)、ガムテープ(布製の方が手だけできれいに切れるから便利) すること…組み立て直した段ボールに、勉強に関係のないものは、全て放り込む。
段ボールが満杯になったらガムテープで封印。(マジックで封印の日付を書いた方が良い)
段ボールがすべて封印できたら、押し入れやクローゼットのある人は、そこに押し込む。無かったら、部屋の隅とか、家の他の人の邪魔にならないところに積み上げる。

*初心者向け(ちょっとは余裕のある人に)

用意するもの…段ボール、ガムテープ、燃えるゴミの袋、透明のビニール袋
すること…段ボールに勉強に関係のないものを、全て放り込むのは超初心者と同じだが、その際、明らかにゴミ…と判断できるものは、ゴミの袋に、衣類はビニール袋に分ける。
この時、要るものを捨てられたら困るので、衣類入れには絶対ゴミ袋を使わないこと!!
封印した段ボールの扱いは超初心者と同じ。
燃えるゴミの袋と、衣類(要洗濯)は家庭で決められた場所まで持って行くこと。(←これだけで、家族の目も違ってくるよ)
また、本やDVDなどが棚に並んでいる場合は、箱詰めにしなくても、裏返しておくだけで良い。目に入らなければ、気は散らない…はず。

サクサク進めるには「捨てようか、残そうか…」と悩まない。迷ったらとにかく封印すること。どうするかは、テストの後で、ゆっくり考えて下さい。
これで、目の前には勉強関係のものだけになりました。勉強するしかないでしょう?



神戸市灘区(六甲と六甲道の間)で、小学4年~高校3年の女子対象に個別指導を37年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子