リコー(RICOH)のホームページのコラム、デジタルマーケティングトレンド第21回を是非ご覧ください。「脳科学で実証!『画面』に勝る『紙』の優位性とは?」というタイトルです。
紙の文字を人は反射光でキャッチするので、脳が「分析モード」になって、目に入る情報を一つ一つ集中してチェックできる…一方、画面からの透過光で見る場合には脳が「パターン認識モード」になるので、人間の脳は、細かい部分を無視しながら、全体を把握するようになるのだそうです。
また、スマートフォンなどの電子機器でメモを取るよりも紙の手帳に書いた時の方が、記憶の定着や記憶の再生に効果を持つことが、東大とNTTデータ研究所の共同研究によって明らかになったそうです。
私は、手書きするより、パソコンに打ち込む方が、考える速度と文章が書かれる速度がほぼ同じなので、ストレスが無くて快適に感じます。なので、手書きが必要な場合でも、パソコンで下書きすることもすくなくありません。
けれども、見直したつもりなのに、後で「アっ!」と変なミスに気づくことが多いので、推敲は必ず一旦プリントアウトした紙上でする…という、なんとも能率の悪いことをしています。これって、私だけ?と思っていたのですが、印刷会社の方が「いえいえ、私たちも同じですよ。」と仰って、教えて下さったのが、上記のコラムです。
例えば、スマホにスケジュールを入れているだけの人の方が、うっかり忘れが多いです。手帳にちゃんと書いている人の方が、文字が目に飛び込んできて教えてくれるので、うっかりは減ります。勉強に関しては言わずもがな! 単語を覚えたり、学習内容をまとめたり…も紙に手書きですることが、行動としても記録としても、より有効な手段だということです。 コラムにもありましたが、デジタルとアナログの適切な使い分けが大切なのですが 人間はあくまでもアナログな存在だということをお忘れなく!
神戸市灘区(六甲と六甲道の間)で、小学4年~高校3年の女子対象に個別指導を40年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子
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