朝日新聞
2023年5月28日~30日

朝日新聞
2023年5月28日~30日

先日、朝日新聞(2023年5月28日~30日の記事)に「宿題が終わらない」(上・中・下)という特集記事がありました。
3大迷惑は…
①「探求型」という、あいまいかつ手間のかかる宿題
②大量かつ一律に出る演習の宿題
③親に半分?責任を押し付ける各種の宿題(主に〇つけと間違い直し)


①が最近目新しいタイプですね。
昔からある自由研究もこれでしょうか?(イヤがる子、楽しみ過ぎて時間オーバーの子…と差が激しい)もっと迷惑そうなのが、これをグループでさせるパターン。合わない相手と組まされたら…と想像しただけでゾッ…(私、協調性ないので)
②は、昔からよくあるタイプ。
私の高校生時代も、長期休みの前、各教科の先生が、それぞれ力一杯出して、教科間の調整は無く…総計は莫大な量になり「やる方は一人なんですけど…無理じゃん」とげんなりしてました。進学校では半世紀たっても変化なし。(トホホ)
③は、昔は無かった気がします。
これっておかしくないですか?今の方が、大人も忙しくなっているはずなのに…お仕事されてる保護者の方はいつすればいいの?(子どももつらいよね)
小学校で多いようですが(先生方がお忙しいのも分かっていますが…)はっきり言って、プロがアマに仕事の一端を押し付けてるってことでしょう?
喜んで手伝う方もいらっしゃるようですが、親が頑張り過ぎて、子供の成長の芽を摘んでいるケースもあるので…手伝えない親御さんも気に病む必要ないかも…

いずれも「たとえ拙くとも自分のために自分でする」意識が大原則と思います。
さらに「何を・どれだけ・何のために」出すのか「使って良い手段・ダメな手段」「教科書のどこに相当するのか」「どんな形に仕上げるのか」「評価はどんな基準でするか」生徒の年齢に合わせた説明がちゃんと欲しいですよね。

アテネでは…
①は手伝いません。(結局代作する羽目に陥るので)
②は能率よい方法や適切な参考書を紹介して、伴走することが多いです。
③は自分できる方法を教えて、自力でさせて、状況によってアドバイスする方向です。(最初はその方が、手もかかりますが…自習力が上がるので)



神戸市灘区(六甲と六甲道の間)で、小学4年~高校3年の女子対象に個別指導を40年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子