いきなりな休校騒ぎで、一番可哀想なのは、生徒たちです。
卒業式が無しも同然になって大泣き…とか、入試未だなのに、どうなるの?とか…
それに、保護者の方々も大変になっている方は少なくないことでしょう。
私が、言いたかったけれど、個人で言ってもな…と思っていたことを、5日ユネスコ(国連教育科学文化機関)が声明を出してくれました。
「新型コロナウイルス対策の休校で、世界で少なくとも2億9千万人の子どもが影響を受け、教育を受ける権利が損なわれるおそれがある」との懸念表明です。
10年近く前になるでしょうか、神戸高校発で新型インフルエンザが拡散したことがありました。(その時の方が、冷静かつ迅速な対応だった気がします。)
当時、私は友人の医師・歯科医師に相談に乗ってもらい、教室での衛生管理の段階的警戒を見直しました。「少人数の個別指導だと言っても、家庭とは違って、他人同士が集まるのだから、配慮しておくべき。目に見える形にして、安心感を持ってもらうことも大切。」
というアドバイスは、今にして、有難いものだったと再認識しています。
手洗い等の警戒レベル1を年間の通常にして、毎年冬場は、卓上プラズマクラスターやマスクの用意…等のレベル2に引き上げて…を実行してきています。
元々、花粉症があるので、春が近づくと外出時は警戒モードなのですが「手すりを触らない。ボタンは手の甲側で押す。」なども「ああ、この警戒感、久々かも…」と思いながら実行しています。けれども、警戒をしつつも、平常心を保つことを忘れたくないと思います。
早く収束してくれることを祈らずにいられません。
神戸市灘区(六甲と六甲道の間)で、小学4年~高校3年の女子対象に個別指導を36年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子