答合せが、単に〇✖を付けるのでダメ…というお話しを、前回・前々回でしてきましたが、3回目は英語・国語の答合せのコツです。
勿論、問題をやったらすぐに答え合わせ…は算数・数学と同じですが、語学に関しては、さらに、あと一歩頑張るかどうか…がしんどいだけの「やらされている勉強」で終わるか、自分の力にできるかを大きく左右します。
まず、間違った箇所の解説をよく読むことが大切。設問文の読み間違えや、不注意による勘違いが無かったかどうか…あれば設問文のポイント箇所にチェックです。(単に答え方を間違えた…といミスも少なくありません。)
そして、選択肢問題であれば、選んだ選択肢の間違いの箇所をしっかりマークすることが必要です。そうすれば、どういったキーワードが引っ掛け問題の常套手段なのかが、分かって来て、簡単には引っ掛からなくなります。
また、記述問題の場合は、採点基準をよく読んで、自分の答が、部分点を取れるかどうかを検討します。模範解答を書き写すことも大切…「こんなうまく書けないな…」と思いながらも、真似をしているうちに記述の要領がつかめてくるはず。「学ぶはまねぶ」と言われています。採点者の目線が分かるようになれば、満点の回答に近づけられます。
そして、最後の詰め…それは、本文をもう一度読み返して「自分が何処を読み落としていたからできなかったのか…」を見つけ出して、そこにマークすることです。これを根気良く繰り返すことで「速く正確に読める力」が養われます。
慣れない間は、少し時間がかかってしまって「面倒くさい!!」と思うかもしれませんが特に国語の読解力は他の教科(数学・理科・社会)でも自分を助けてくれる重要な力ですよ!
慣れたら速くできるようになりますから、頑張ってくださいね。
神戸市灘区(六甲と六甲道の間)で、小学4年~高校3年の女子対象に個別指導を35年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子