書店の新刊コーナーにはよく行くのですが、この本は帯が秀逸過ぎて!特にセンス抜群のイラストに「ブッ」と笑いながら手に取ってしまいました。 見て下さい!
ひよこカラーの新人君(たぶん)、頭に殻をかぶって、無表情からちょっとだけ笑顔寄りのぎこちなさで直立…それを取り囲んで、作り笑顔(たぶん)でほめポーズで手を叩いている雄鶏カラーのおじさんたち!
もう、これだけで内容がなんとなく伝わってきます。
さらに、黒の太字で自分に厳しくないと生き残れない。と横書き大書…
右端横に縦書きで「誰も成長させてくれない、やさしくて非情な世界」の末路とは。と、しれっとダメ押し…
(もう、買いますよ、買うしかないでしょ…!)

超ザックリですが…「ほめる」は悪くないが「叱らない」は絶対✖…が結論です。
これを読むと、アテネは恵まれているな…と思いました。
講師の先生たちは、無責任なほめ育て系の人がセロだからです。
(アテネの採用は卒業生がメイン、あとは卒業生や保護者の方のご紹介のみ…でこれまでやってきました。) 生徒たちの反応も、もちろん上々です。
彼女たちは生徒の細かいところまでよく見て、丁寧に注意してくれます。
気にしないタイプの生徒にも、繰り返し何度でも言います。そうしないと、生徒のうっかりミスや雑な点は減らないからです。
これは、めんどうくさいし、疲れることでもあるので、講師の先生には負担ですが、この親切を実践してくれるかどうかは大切なポイントの一つ…。
また、ご理解があって、前向きな評価を下さる保護者の方々にも恵まれています。
(誤解の無いよう、申し添えますが、先生たちは、生徒の成果が見えた時には、タイミングを逃さず、ほめて励ましてくれています!)
クラス授業だから仕方ないのか…とは思っていましたが、学校では先生が細かく注意してくれていないのだな…と思うことが以前より増えたように感じていましたが、この本にはまさにそう書いてあります。
モンスターペアレントの増加に悩まされ、先生たちは生徒に注意する…という親切を封印してしまっている方が多い…とのこと。無理もないとは思います。
けれど、遅刻しても、宿題をしていなくても、授業中寝ていても注意されないまま育った人は、とても不幸ではないでしょうか?
自分で勉強する力、自分を成長させる力、逆境の中でもどうにか乗り越える力(レジリエンス)は、幼児期~学童期から養われ、その後ずっと、自分を助けてくれるからです。「その時は、イヤだったけれど、厳しく育ててくれた親に感謝している。」という言葉が出る人は、幸せですね。
受験でちゃんと結果が出せるためにも、目立たないけれど、土台の部分がとても重要だと改めて思いました。
神戸市灘区(六甲と六甲道の間)で、小学4年~高校3年の女子対象に個別指導を41年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子







