達人…とは言え、お勉強とはあまり関係ない方面の達人がほとんどだったのですが、ひょんなことから、この本を探して読んだので、仕事柄なのか、受験生に役立ちそうなヒントを拾ってしまいました。

著者の金井真紀さんとは、お会いしたことは無いのですが、ちょっとご縁があります。(私の母方の従姉がこの方のお母さん…つまり伯父=母の兄、の孫娘)

「テヘラン(イランの首都)から、此度の爆撃が始まる全日に脱出して南アフリカに行った豪傑なのよ!」(取材だったらしい?)と、10年ぶりに先日神戸で会った、これまた母方の従姉(アメリカで長年働いている)から聞かされ、「え、そんな人の書いた本ならぜひ読みたい!」と思って探したのです。 海女さん、ヴィオラ奏者さんなど女性も多く登場して、まるで散文詩のように味わい深い文章にフムフムしながら一気読みしました。

印象的な教訓…

空手家…大切な試合ほど、緊張し過ぎるのを克服した秘訣・・・

「ガチガチに緊張するイメージトレーニング・・・ああ、俺、ダメだ!緊張しちゃって、ぜんぜん体が動かない!って日ごろから緊張するシミュレーションをしておけば、いざ大事な試合で硬くなっても慌てない。」
ダメなイメージトレーニング。ううむ、その手があったか!…とのこと。
*私はダメージトレーニングだな…と理解しました。

木こり…超危険かつハードなお仕事にいかに取り組んだか・・・

「自分しか気づかないレベルなんだけど、翌週になるとちょっとだけマシになってる。その翌週はまたすこし進化してる…」自分しか気づかないちょっぴりの進化。あぁ、結局、それなんだなぁ。…とのこと。
*自分と向きって、コツコツ地道に続けるって大切ですよね!

靴磨き…いつもサラリーマンの行列ができる名人のことば・・・

最初はお客さんぜんぜん来なくて、暇で暇でさ。でもその間に磨き方とかクリームとか研究しまくった。結局『暇なときにどうするか』なんだよな。…とのこと。
*確かに!結果を出す生徒は「やることないからお休みします。」と言ったり、授業に来てから「今日することないよ。」と言ったりしません。「今日は、気になっていた○○がしたい!」とか「次の授業は振替てもらって良いですか?」とか、スケジュールの「暇」の使い方をちゃんと分かっています。

一旦出版された(2015年)後から、文庫化された(2022年)のも納得です。
金井さんのイラストとコメントも各ページにあって、これもまた一興です!!

神戸市灘区(阪急六甲とJR六甲道の間)で、小学4~6年、中学1~3年、高校1~3年生の女子対象に対面個別指導を42年続けている
ATHENE(アテネ)の塾長 櫻井久仁子